関数を使って見積書を作る④ 【VLOOKUP関数】その二
2012.06.22
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
前回の②範囲を設定する際、最後にF4キーを押すように書いていますが、
なぜF4キーを押すのか補足説明をします。
まずは商品一覧の【商品名】【単位】【単価】をVLOOKUP関数で参照する
①商品単価がよく変わる
②類似した商品名が多い
など手入力では間違いやすい上に面倒ですので
【商品名】【単位】【単価】もVLOOKUP関数を使って参照します。
商品一覧シート
商品名 【C16セル】
単位 【H16セル】
単価 【I16セル】
あとはB16セルに番号を打てば【商品名】【単位】【単価】が自動で表示されます。
単価のセルには桁区切りスタイルを。
オートフィルでコピーしていく
ここからが今回の本題となります。
【商品名】【単位】【単価】それぞれ、行の16~25まで必要となります。
一つ一つ手入力で打ち込んでいくのでは手間が掛かるので
効率を良くするためにオートフィルでコピーしていきます。
ここで、通常ですと1行下にコピーしていくごとに
②範囲のセル番地が一つずつ下にズレていくという問題が発生します。
↓
↓
②範囲がズレてしまうと正しい結果が得られなってしまいます。
この問題を解消するためにF4キーを押します。
F4キーを押すことによって、セル番地の前に$が付きます。
※F4キーを押す回数によって$の付き方が変わります
$が付いたセル番地は絶対参照となりコピーをしていってもセル番地が動かなくなります。
これでそれぞれ16~25までコピーしても問題なくなります。
相対参照と絶対参照
相対参照
計算式が入力されているセルをコピーしていくと、セル番地が相対的に変更されていく
絶対参照
セルをコピーしていっても、セル番地が変わらないように固定する
通常、関数は相対参照なので、状況によっては絶対参照にしたほうが効率が良いということですね。
今回は以上です。