Geth (Go Ethereum) API 変更点
2022.03.05
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
どもです。
最近、久々にがっつりブロックチェーン開発を行っている。
そこで、前回ご紹介させていただいた(もう4年前かよ。。早い)Geth (Go Ethereum)を利用しようとしたところどうもうまくいかなかったりする。
ふと公式ドキュメントを確認すると、バージョンアップされ、APIも多々変更されてました。。
(4年も経つと、それはそうだなと)
Go Ethereum Command-line Options
https://geth.ethereum.org/docs/interface/command-line-options
- version 1.10.15-stable-8be800ff
大きな変更点として、rpcオプション周りが主に変更されている
変更前 | 変更後 |
---|---|
–rpc | –http |
–rpcaddr | –http.addr |
–rpcport | –http.port |
–rpccorsdomain | –http.corsdomain |
–rpcvhosts | –http.vhosts |
–rpcapi | –http.api |
–wsapi | –ws.api |
–gasprice | –miner.gasprice |
などなど。
前回の記事の実行方法だと、
$ geth --networkid "15" --nodiscover --datadir "~/eth_private_net/" --rpc --rpcaddr "localhost" --rpcport "8545" --rpccorsdomain "*" --rpcapi "eth, net, web3, personal" --targetgaslimit "20000000" console 2>> ~/eth_private_net/geth_err.log↓
$ geth --networkid "15" --nodiscover --datadir "~/eth_private_net/" --http --http.addr "localhost" --http.port "8545" --http.corsdomain "*" --http.api "eth, net, web3, personal" --miner.gaslimit "20000000" console 2>> ~/eth_private_net/geth_err.logといった形に変更なるのかなと思います。
また、vhostsなどフルフルで考慮した場合などは、この様な感じ
geth --datadir node1/ --syncmode 'full' --port 30311 --http --http.addr '0.0.0.0' --http.port 8545 --http.corsdomain "" --http.vhosts "*" --http.api 'personal,db,eth,net,web3,txpool,miner' --ws --ws.api 'eth,web3,net' --networkid 1515 --miner.gasprice '0' --allow-insecure-unlockの様な感じになるのかなといったところです。
4年も経過すると変更もされますね。
どちらにしろ、移り変わりの激しいこの世界なので、常々情報を追って行く必要はありますね。
それでは、
良い、スマートコントラクト開発をー。
ではではぁ。