JavaScript 配列
2011.09.06
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配列
いくつものデータをまとめて扱う場合、配列がよく使用されます。
配列とは複数の変数に番号を振って並べたものです。
配列に含まれるそれぞれの変数は要素と呼ばれます。
「配列aの5番目の要素は55です。」「配列cの4番目の要素は33。」等のように1つの名前で扱えるので利便性があります。
JavaScriptで配列を作成するには、Arrayオブジェクトを使用します。
webpage = new Array(3);
配列を作っただけではまだ、要素の中になにも入っていない状態です。
配列名[添え字] で配列に値を代入、取り出しが可能となります。
添え字は配列の番号になります。1番目の要素は「配列名[0]」となり、
「配列名[1]」は2番目の要素、「配列名[2]」は3番目の要素…となっていきます。
<script type="text/javascript"> webpage = new Array(3); //配列の作成 webpage[0] = "ヤフー"; //1つめの要素 webpage[1] = "web帳"; //2つめの要素 webpage[2] = "ぐーぐる"; //3つめの要素 document.write("2番目のwebページは、" + webpage[1] + "です。"); </script>
結果:
2番目のwebページは、web帳です。
webpage = new Array(“ヤフー”,”web帳”,”ぐーぐる”);
上記の様にカンマで区切ると複数代入できます。scriptを簡潔にまとめる事が可能です。
<script type="text/javascript"> webpage = new Array("ヤフー","web帳","ぐーぐる"); document.write("3番目のwebページは、" + webpage[2] + "です。"); </script>
結果:
2番目のwebページは、ぐーぐるです。
配列もオブジェクト
配列もオブジェクトの一種となります。「=」は代入ではなく、配列への参照となります。
webpage1 = ["ヤフー","web帳","ぐーぐる"]; webpage2 = webpage1; webpage2[1] = "アマゾン"; alert(webpage1[1]);
上記の例ではwebpage1とwebpage2は同じ配列を指しますので、
webpage2[1] = “アマゾン”;でwebpage1の2番目の要素が変更されます。
要素数はあふれても良い
JSの配列の特徴は「要素数をあふれさせても良い」ことです。
3つの要素からなる配列「配列名[3] = 値」のように
4番目の要素を代入してもエラーにならず、自動的に要素数が4つに増える仕様となっています。
以下の例では、空の配列を作成し、
値を代入しながら要素を増やす記述方法となります。
webpage = new Array(); webpage[0] = "ヤフー"; webpage[1] = "web帳"; webpage[2] = "ぐーぐる";