M1 (Appleシリコン)Macで Widowsアプリを起動
2021.03.27
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
どもです。
M1 (Appleシリコン)Macで Widowsアプリを起動したい。
という事で、調べていましたら、こちらの記事。
参考記事
M1 MacでのCrossOver Wine 20.0.2のソースコードのビルドと実行
CrossOver Wine 20.0.2のソースコードをビルドすれば行けそうですね。
ですが、こちらの記事のおまけのところで、HomeBrewだと、コマンド1発で終わりそうな雰囲気。
homebrew経由でもインストール可能なビルド済みCrossOver 19.0.2がこちらにあるようです。 https://github.com/Gcenx/homebrew-wine
環境
- Mac mini (M1, 2020)
- Mac OS 11.2.3
- Homebrew 3.0.9
- Homebrew/homebrew-core (git revision 03e37205c9; last commit 2021-03-26)
homebrew-wine
github
ということで、こちらの「How to install using brew;」と、「Next select the desired wine package to be installed, for an example let’s select wine-crossover
」に記載されている。install方法に習って、コマンド入力。
$ brew tap gcenx/wine
$ brew install --cask --no-quarantine wine-crossover
と、あっさりインストールできました。
徐に、TeraPadを起動してみる。
$ wine64 TeraPad.exe
Mono
ファミコンプログラムの為、YY-CHRを使用したいので、こちらもテスト。
起動はするが、画面表示と共にすぐ落ちてしまう。
先程の参考記事によると、Monoが必要ぽいのでMonoもインストールしてみる。
monoが必要な場合はこちらよりダウンロードして
$ wine32on64 msiexec /i wine-mono-5.1.1-x86.msi
(.netアプリはwine32on64でないと起動しないようです)
という事なので、こちらよりwine-mono-6.1.0-x86 をダウンロードして、インストールします。
$ wine32on64 msiexec /i wine-mono-5.1.1-x86.msi
再度、YY-CHRを試みる。
$ wine64 YYCHR.exe
キター!!問題なく動く。32bit起動でも大丈夫みたい。
$ wine32on64 YYCHR.exe
その他、The Typing of The Dead 2004とか、PCSX2などもテストしてみると、PCSX2は起動するが、ゲームROMを走らせようとすると落ちる。
The Typing of The Dead 2004は、3Dビデオカードがないとかで起動不可。
ゲーム関係はちょっと厳しそうですね。
軽めのwinアプリであれば問題なさそうです。