関数を使って見積書を作る② 【DATE関数】
2012.05.15
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前回の【日付】に続き、今回は見積書の【有効期限】を自動で表示されるようにしたいと思います。
1ヶ月後の日付を設定
見積日の1ヶ月後が有効期限とします。
②関数【DATE】を選択
③【関数の引数ダイアログボックス】が表示されるので
【年】 YEAR(K3)
【月】 MONTH(K3)+1
【日】 DAY(K3)
とそれぞれ入力。
以上でD13に見積日の1ヶ月後の西暦が表示されます。
考え方
【月】の【MONTH(K3)+1】が1ヶ月後の表示をするための重要な部分となります。
K3のTODAY関数のシリアル値にひと月分のシリアル値をプラスしています。
有効期限を【2週間】と設定する場合は
日数を14日分プラスしたいので【DAY(K3)+14】とします。
【1年】なら【YEAR(K3)+1】ですね。
最後に【セルの書式設定】の【ユーザー定義】で西暦表示を和暦表示にして完了です。
ユーザー定義の応用
一般的には見積書に曜日は表示しないかと思いますが
ユーザー定義の応用のためにこの見積書サンプルでは曜日を表示しています。
K4のセルに【=K3】と打ち込みます。【TODAY()】でも構いません。
K4のセルを選択したまま右クリック。セルの書式設定を選択。
①ユーザー定義を選択
②直接入力で【aaaa】と入力
③サンプルに日曜日と表示されていることを確認
これでその日のシリアル値から曜日だけを表示するようになります。
曜日だけを表示する書式文字は4種類あります
aaa ⇒ 曜日を日本語の省略形で表示します ⇒ 【日~土】
aaaa ⇒ 曜日を日本語で表示します ⇒ 【日曜日~土曜日】
ddd ⇒ 曜日を英語3文字の省略形で表示します ⇒ 【Sun~Sat】
dddd ⇒ 曜日を英語で表示します ⇒ 【Sunday~Saturday】