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M1搭載 Mac miniをついにポチった件。Appleさんに翻弄される日々の記録。

mac

2020.12.06

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

つ、つ、ついに、Appleシリコン(M1チップ)搭載のMacをポチったよぉおぉおぉ。

と言ったお話です。

選んだ機種は、Mac miniです。

吊るしではなく、メモリを16Gにしたカスタムモデル。

が故に、発送まで2週間くらいかかりそうな感じであります。

ついに」と書いたのにも訳がありまして。。

Macメインで使用している機種は「MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015) 」モデル。

購入して、4,5年経過しているので、そろそろ買い替えを行いなぁ。。と思い始めたのは1年以上前になろうか。。

このモデルは AMD Radeon R9 M370X のグラボも搭載されていて、当時のMacのスペックで結構上位(MacBook系だと最上位かな)のモデルで、購入価格も33万くらいしました。

当時はルンルンで使用していたのですが、目まぐるしいコンピューターの進化と共に、廃れていくのも早かった。

ちょっと、Steamでゲームでもしようかな。とか思っても、全然FPS出ないし、ファンはガンガン回り出したりで。。

おまけに、MacBook Proなくせに、全然家から持ち出さなかったりする。

大体、15インチということもあって、この当時のモデルはそこそこ重たいんですよ。。

という訳で、軽量でモビリティ優れた開発環境を求め、ChromeBookやタブレット端末などで開発できないか模索していたのは、過去の記事を見てもらえればわかるかと思います。w

このMacBook Proは、自宅ではクラムシェルモードで使用していて、嫁にも「これ使っているの?持ち運ばないから使ってないかと思った」と言われる始末。

そうなんですよ。持ち運ばければデスクトップで良いのですよ。

という事で、まずは、最強のモバイルノートを探そう。と思ったのが2年以上前でしょうか。

重さは、絶対1kg以下。

CPUはインテルi5以上、メモリは16GBは欲しい。

LG gram」とか、「ASUSのZenBook」とか、色々と検討し悩んだ結果、

VAIO S11」シリーズにたどり着き、メルカリで10万くらいで出品されていましたのですかさず購入!!

 

 

VAIO S11モバイル生活

購入したノートPCは、VAIO社製の11.6インチのモバイルPC 「VAIO S11」。スペックは、CPU:Corei7 7500U メモリ:16GB SSD:256GBと言った感じ。OSは、UbuntuとWindowsのデュアルブートで使用。

これで、快適なモバイルノート生活が始まるかと思いきや、使っていると、が、が、が、画面が小さい(分かっていただろ)。。

何度も家電量販店で確認はしていて「ちっちゃくていいな。」「少し小さい気がするが、まぁ問題ないだろう。。」とか思っていたのですが、いざ使っていると、やっぱ文字が小さいのですよね。。

11.6インチは、老眼がやって来ているこのお年頃の自分には、ちょっと辛くなってくる文字サイズ。。

あと、キーボードの幅もやっぱり小さく、何よりタッチパッド箇所にちょこちょこ触れ、カーソルが明後日の方向に移動しイライラすることも多々。。

まぁそれ以外は、重さも850gということもあって、普段の持ち運びは苦にならないし、サイズも持ち運びに最適なサイズ感だし、スペックも良いし不満はないんですが、やはり、もっと良いのがあるはずだ。と思ってしまうのですよね。

という事で、モバイルノートも再び探し出すのですが。その話は後ほどするとして、問題は自宅でひっそり佇んでいるMacBook Proだ。

 

自宅Mac機問題

という事もあって、そもそもMacBook Proでなくて良くない?と思い始めて、当たり前ですが、自作PCの方がやっぱり好きにCPUやGPU選べるし、なんと言ってもコスパもいいよね。

と考え出すのですが、1台はMacを保有しておきたい。と思うところなのです。

CPUやGPUなどのスペックもそれなり良い物で、尚且つ買い替えにかかるコストをなるべく最小限にしたい。

そこで、デスクトップ機として、まず挙げられるのがiMacなのですが、手元にはディスプレイあるし、そもそもディスプレイも値段に含まれるコスト上がる訳なので、却下。

じゃあ、MacPro?

バケツと言われていたモデルであれば、中古で安く購入出来そうなでもあるが。

いやぁ。。中古でもそれなりにするし、モデルとしてはちょっと古いですよね。買い替えも容易に行えない。。

では、最近のMacProは?全然高いし、映像関係ではないので、そこまでのスペックをフルに活用出来ない。

ふと思う。そもそも、こういう事考える時点でMacユーザーとして失格なのか。

Macにコスパを求める事自体間違いなのか?

いや違う。Macが高すぎなんだ。

Appleの傲慢さには、最近うんざりしてきた時期だった訳で、気持ちはもうLinuxに向いている時期だった。

そんな時期に、Appleが新製品の発表。

発表されたのは、4年ぶりのMac mini最新機種!

「これだ!!」ついに来たぁあぁ!!

今までのMacに比べるとコスパ最高ではないか!?

で、でも、GPUがひ弱過ぎる。。

と思いきや、eGPUを接続することが可能なので、そんな問題も一瞬で吹き飛んだ。

「もうこれしかない。」

Mac mini本体とeGPU合わしても、頑張れば20万くらいで収まりそうだ。

しかも eGPUはMac miniのみならず、Windows機などでも使用できるので後々使い回しも効く。

Appleさんに翻弄されず、GPUスペックもこちらで選択できる。

もう買うぞぉ!!。。でも、いつ購入しよう。。

とか、考えているうちに時は流れ、2020年6月 Appleさんからの衝撃発表。

インテルやめます。Appleシリコン使っていきますー。」宣言。

おおおおおおおお。

完全に買う時期見失った。。。。

完全にMac難民だこれは。。

というのも、CPUアーキテクチャが変更されると言うことは、今まで使用していたアプリがきちんと動作するという保証はない。

また、何かと初期ロットは不具合出そうな気がするので、安定するには時間を要しそう。その頃が買い時では?と言った考え。

「大丈夫です。Rosetta 2を使えばいままでのアプリも問題なく使用できます」

嘘だ。

これまでに何度かアーキテクチャ変更してきたが、インテルMacになった際に色々動かなかった覚えがある。

そういったこと考えると、安定するまで2年くらい要するのではないか??

とか考えるわけで、実際Appleさんも「移行期間に2年設けます」言うてるし。

安定しそうな1,2年後まで待つか。。。いや待てない。。かと言ってインテルMacを購入したとしてもすぐレガシーになりかねない。。うーーん。。

完全に移行タイミング見失った気がする。。

 

Appleシリコン(M1チップ)搭載のMac発表

と、途方に暮れていた頃、2020年11月 Appleシリコン(M1チップ)搭載のMacの発表が。

なんと!!ラインナップに、Mac miniもあるではないか!!しかも、

安!!!!

なんだこの価格。。

関東に来て初めて「OKストア」に来た時ぐらいの衝撃価格。。

インテル入ってない。だけでこんだけ安くなるのか。。

再び僕の気持ちは大きく揺れ動く事となりました。

でも、思うわけです。

そんなに早くないでしょ?アプリ動かないでしょ。

docker使えないの辛くない?eGPU使えないから辛くない?Home brew使えるの?

沢山、不安要素を抱えていたのですが、いよいよAppleシリコン搭載のMac発売され、購入された方々の報告ベンチマークの情報や、レビューがどんどんネット上に上がってくるではないですか。

皆が口を揃えていうのが「凄い!!早い!!なにこれ」

ま、ま、まじか??

CPU、GPUベンチマークも上がってきて、現在保有のMacと比較してみる。

geekbench

https://browser.geekbench.com/mac-benchmarks

https://browser.geekbench.com/opencl-benchmarks

Mac mini (Late 2020)

Apple M1 @ 3.2 GHz (8 cores)
MacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)
シングルコア 1705 927
マルチコア 7384  3300
OpenCLスコア  19900くらい  9920

 

5年前のMacだから当たり前ですが、断然パフォーマンスが良い。

というか、シングルコアでMacトップ?!

マルチコアでも、iMac Proに迫る勢いではないか。。なんだこりゃ。

で、でもGPUが。。eGPU使えないでしょ。。

パフォーマンスでないでしょ。と思っていましたが、

報告されているOpenCLスコアだと大体19900くらいぽい。現在のMacBook Pro (Retina, 15-inch, Mid 2015)のGPU、AMD Radeon R9 M370Xと比較してみたところ、倍以上あるな。。eGPUなど無くても現状困りそうもないな。。

33万出して購入したMacBookProより、10万あれば購入できるMac miniの方が倍早いと言う結果。

「マジか。。」

なんと言っても、今までのMacの買い替えにしてはコスパが良すぎる。

気がつけばもう完全に購入モードに突入しました。

そ、そのうちeGPUも対応してくれるんではない?もし対応したらとんでもなくなりますよね。

既存アプリもM1チップとすぐ対応していくだろう。。などと言った淡い期待も抱きながら。。

ポチリと。。

 

モバイルノート問題

で、残るはモバイルノート。

1kg以下の軽量タイプで、持ち運び良いサイズでスペックもそこそこ求めながらもコスパが良い機種を探した結果。

こちらの機種にたどり着きました。

ASUS ノートパソコン ExpertBook B9 B9450FA

(約870g / バッテリー駆動 約15.1時間 / i7-10510U/ 16GB・SSD 1TB / 14インチ )

販売からずっと目をつけている代物で、家電量販店に行くたびに触っている機種である。

こちらも手に入れることができれば、自分が求めている環境に一旦ピリオドが打てる気がする。。。

気がしているだけ。。。

と言ったわけで、最新CPU Appleシリコン(M1チップ)の到着を待ちつつ、40年以上前のCPU Z80もイジイジしちゃおうかなと思っている今日この頃でした。

ではではぁ。

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- Daisuke Takayama

MAD CITY 北九州市で生まれ育つ。20代はバンド活動に明け暮れ、ふと「webデザイナーになりたい。」と思い、デジタルハリウッド福岡校入学。卒業後、数々の賞を受賞、web業界をざわつかせる。
現在、主に、ゲーム制作中心に港区六本木界隈で活動中。

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